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ENERGEL infree(エナージェルインフリー) 〜あのenergelの限定版〜(レビュー)

 

最近店頭でenergelの限定版を見かけ、珍しく書き心地を試さずに衝動買いしてしまいました。

ただこのペン、ものすごく書き心地がよく、かつ外見もかっこいいので限定版になってほしくない...!

 

私と同じようにこのペンに惚れ込み、大量買いする人が多く現れることで限定版ではなく、定番ラインナップになってくれないかしら、というよこしまな思いでご紹介します。

 

 

ENERGELとは?

 

 

おそらくこのタイプがよく見かけるタイプなのではないでしょうか。

私の街の文房具屋さんにも、当たり前のようにあるタイプです。

インクは商品名の通り、エナージェルインクという、いわゆるゲルインクです。

世の中には大きく分けて水性インクと、油性インクとありますが、それぞれメリット・デメリットが存在します。

水性(◯書き味、発色。×耐水性)

油性(×書き味、発色、◯耐水性)

各社水性、油性のいいとこ取りをする特殊インク=ゲルインクを開発していますが、エナージェルインクはpentelが開発しているゲルインクになります。

要は、SARASAのライバルです(笑)

 

エナージェルインクは書きやすく、速乾性もあり、非常に優れたゲルインクの一つです。

ENERGELについては、日本だけでなく、さまざまな国でも好評を得ており、公式ホームページでもそのように紹介されるほど。私自身一時期海外にいましたが、ENERGELを愛用していましたし、周りの外国人も愛用する人が多かったのを覚えています。

http://pentel-recruit.jp/special/project02.html

 

ただ、インクのカラーラインナップが黒・赤・青しかなく、最近はより種類の多いSARASAに押され気味な印象です。

また、個人的な印象ですが、普通の黒でもENERGELよりもデザインがいいと思います。

 

※ブルーブラックがお気に入りです。

ただ、自分もSARASAを使いつつ、「もうちょっとENERGELもデザインいいの出してくれたらいいのに...」とか思ってたりしました。

ENERGELの書き味と発色は本当にいいので、単純にデザインだけだったんですよね...

女性用のデザインのものとかはあったのですが、正直心には響かず...

 

 

そんな中で出たのが、今回ご紹介するENERGEL infreeです。

 

スケルトンボディが美しい、エナージェルインフリー

 

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※画像はターコイズブルーです。

 

見ての通り、なんとスケルトンデザインです。

万年筆の、デモンストレーターデザインを思わせます。

 

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個人的にはLAMY Safariのスケルトンデザインと配色が似てるなぁ、とか思った次第です。

 

レビュー

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中のインクが透け、非常に美しいデザインです。

軸は共用のため、中のインクを変えれば違うデザインを試すことができます。

ちなみに、黒・赤・青は既存にあるので、流用できるように思えますが、できません。

下記の画像をご覧ください。

 

ぺんてる ボールペン替芯 エナージェル 0.5mm XLRN5-A 黒 10本

 

このように、残念ながら既存のリフィルは白綿のようなものが見えてしまって興そがれること甚だしいんですよね...

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限定版と銘打っている今回のリフィルは、既存の色でもちゃんと奥まで色付けされています。

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持ち手はゴムグリップで、結合部の銀色が良いアクセントになってます。

 

ラインナップ

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商品ラインナップは全五色、青・黒を除くと、新色はブルーブラック・ターコイズブルー・オレンジの三色ですね。

 

店頭の商品のはけ具合を3、4店舗見て回りましたが、ターコイズブルーが一番人気なのかな?(単純に数が少ないだけ?)店頭にあるのはリフィルだけで、本体は完売してましたから。 

 

まとめ

限定となっていて、おそらく今後の売れ行きによって定番化するかどうか決まるのでしょう...

個人的にはリフィルの色自体を楽しめるペン軸というのはあまりないので、生き残って欲しいところです。

(ただそういう人種は万年筆にもう流れちゃってるのかなぁ...)

安価だけれども、センスがよく見えるペンなので、あんまり筆記具にお金かけたくないけどデザインにこだわりたいなぁみたいな人に売れて欲しいなぁ...(ターゲット狭すぎ?)

 

----2021年4月17日追記-----

なんと!新色も併せて10色セットになった商品が発売されました。

記事も書きましたので、併せてご確認ください。

www.bungusekai.tokyo