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非常に珍しいA5サイズ、糸綴じ横型のノート 「2mm grid notes A5W」 [レビュー]

私は考え事をするときには、できるだけ紙に書き出すことにしています。

 

どういった理屈かはわからないのですが、書き出してみると今まで思いつきもしなかったことが思いついたりするんですよね。ぐるぐると考えが巡るということもなくなりますし、悩み事も書き出してみると客観的に見れて落ち着いたりします(すごーくたくさん悩みがあるように思えても、書き出してみると大したことがなかったりします)。

 

今ではちょっと考えがもやもやしたり、情報がうまく把握できないことがあったりすると図解したりツリー状に書いたり、マインドマップ的に書き出したりといった作業をするのが癖づいています。

 なお、このやり方は「ゼロ秒思考」という書籍に大きな影響を受けています。

 

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

某有名コンサル出身の著者がこの中で説いているメソッドの一つをシンプルにまとめると、考えをすばやくまとめるトレーニングのために、A4サイズの裏紙に考えを1分でまとめる練習をせよ。なお、一日最低10枚は書くことというものです。

残念ながらこのトレーニングは2ヶ月ほどで断念してしまったのですが、書き出す重要性を身につけることができましたし、考えを深めるためのコツのようなものを学ぶことができました。

文房具とは関係ないですが、もし仕事のやり方に悩んでいましたらおすすめの本です。

 

さて、本題に戻りまして、今日は私が考えにまとめるときに今使っている、kleidというブランドの「2mm grid notes A5W」をご紹介します。

 

ノートのご紹介 

新日本カレンダー ノート kleid 2mmグリッドノート A5横型 ネイビー 8907
 

 

クリエイティブな2mm方眼ノート。

文字もイラストも綺麗に書くことができる、kleid独自の2mm方眼ノート。

国内最高級の筆記用紙「フールス紙」を使用し、珍しいA5横型に仕上げました。アイデアを広げる、深めるといったクリエイティブな用途に最適な横型は2mm方眼との親和性も抜群です。

 

「OKフールス紙」を使用。

英国人作家コナン・ドイルが19世紀に発表した推理小説「シャーロックホームズシリーズ」の中でもしばしば登場するイギリスの「フールスキャップ」という紙。これが「フールス紙」のルーツと言われています。フールス紙とは、滑らかな書き味、インクの吸収性の良さなど筆記適性に優れた国内最高級の筆記専用紙です。万年筆との相性も良く、高級紙ならではのレイド(簀目)とウォーターマーク(透かし)が入っています。

(引用元:公式サイト

 

kleidは聞き慣れないブランドでしたが、新日本カレンダーが展開しているブランドですね。

カレンダーよりは、文房具界隈では日めくりカレンダーと同じ紙を使った365notebookが有名です。

 

新日本カレンダー 365notebook A6 無地 8681 桜

新日本カレンダー 365notebook A6 無地 8681 桜

 

 

 レビュー

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さて、このノート、2mm方眼とOKフールス紙をつかっていることも特徴的であるのですが、私が気に入っているのはこれがA5横型の糸綴じノートである、ということです。

実はA5横型のノートというのは(スケッチブックを除けば)非常に稀で、こと糸綴じとなるとこのノート以外には今の所見たことがありません。

 

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糸は黒いですが、折り返してしまうと全く目立ちません。

ページ数が少なく、糸綴じであることで非常にスリムで、気軽に持ち運ぶことができます。

 

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外観のデザインとしては、アクセントとして、右下に印字されているこの枠のみで、非常にシンプルです。

表紙の柄には中の紙と同じく、2mm方眼の枠線が引かれてます。

 

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ページにはフールス紙である透かしが入っていますが、光にかざさない限りはほとんど目立ちません。

ほとんどおまけ要素のような感じですが、たまにちらりと見えるとちょっとだけテンションが上ります(笑)。

 

まとめ 

このノート、個人的にコスパが高すぎると思います

販売しているブランドもそんなにマイナーではないですし、店頭で扱いがほとんどないのが不思議なくらいです。 

 

横型、しかも糸綴じというのは他のノートにない製法なので、普通であればもっと高くなってもおかしくないのですが、ワンコイン(500円)以下に抑えられているのがありがたい限りですね。

 

このノート独特のこの快適さをぜひ一度お試しいただきたい・・・そう感じてやまないノートですね。