こんにちは。
今日は仕事用のノートは何がいいの?と聞かれたら、即答でおすすめする大人キャンパスノートのご紹介です。
ノートブランドは百均・ニーモシネ・ロルバーン・モレスキン・ロイヒトトゥルム・ロディア・MDノート等々あります。しかし、正直、これ以上に働くサラリーマンに勧められるノートはありません。
実際、注目の文房具に対して贈られる「文房具屋さん大賞2017年」にも見事選ばれています。
公式HPの講評にはこうあります。
ロングセラーアイテムがユーザーに寄り添い進化
一昨年に発売されて、大きな反響があった、大人のキャンパスノート方眼罫。キャンパスノートの名の通り、学校や勉強を使用範囲というイメージが強かったものを、あえて”大人”とネーミングし、ビジネスシーンを想定した罫線を採用したことで完全に取り払った。ノートとしての完成度はもちろん、新登場した無地、ドット入り罫線の2種類は、さらに素晴らしさを広めることになるだろう。長年使い続けている人が多いアイテムであるこのノート。年齢が上がって寄り添えるシリーズの登場は、審査員の盲点を突く衝撃的なアイデアであった。見事、大賞に!
この文章だけ読むと、学生用ノートのイメージを刷新したから選ばれたのかな?とも思えますが、
いえいえ、
このノート、地味に凄いんです。
特に、A5サイズ、80枚、方眼のノートがおすすめです。
新サラリーマン諸君に限らず、仕事でノートを使う方は刮目して読んでみてください。
理由① コスパが良い
40枚のノートは数多くありますが、それ以上のページ数を持つ綴じノートはあまりありません。
特に、このキャンパスノートは80枚で280円という驚愕の安さ。
ページあたりの値段は100均で買うのとほとんど変わりません。
綴じノートだとこれほど枚数があってコスパが良いノートを見たことがありません。
80枚くらいだと気軽に持ち運べますし、ノートの代替わりまでの間隔も長いため、「あれ?あのことを書いたノートってどこにいったっけ?」ということもなくなります。
また、綴じノートではリングノートとは違い、見開きにしてA4サイズとして使うこともできるため、図で内容を整理したりする方には非常におすすめ。私の経験上、横置きにしたA4サイズの紙に書くほうがアイデアがたくさん出ます。
理由② 紙の質も意外と良い
これくらいの値段だと万年筆ユーザであれば裏抜けが気になるところだと思います。
万年筆の裏抜けほど、興が削がれるものはないですからね。
適当に身近にあるペンで書いてみました。
上から以下のようなブランドです。
- 染料インク、色雫「月夜(ブルーブラック)」 を入れたLAMY Safari
- PILOT、ジェルインクボールペン、Juice Upのブルー
- ぺんてる、ENERGEL INFREEのブルーブラック
- PILOT、Hi-Tec C COLETO のブルーブラック
どれも私が持っているペンの中では裏抜けしてしまいがちなペンだと思っています。
特にENERGELはとばどばインクが出ることで書き味抜群、最近のお気に入りなのですが、如何せん裏抜け激しいのでノートの好き嫌いが激しい、じゃじゃ馬ペンです。
裏抜けは紙の質が悪いと、次のページにインクが滲んでしまい、ゲンナリします。
お気に入りのペンの為にノートの質を上げるか、ペンを換えるか、苦悩の瞬間ですね。
では、結果を見てみましょう。
若干文字のとめの部分で裏抜けする部分がありますが、許容範囲です。
大事なことなので二回目になりますが、大人キャンパスは80枚で280円のノートですからね。Amazonだと5冊セットで1000円前後だったりします。
いや、これって本当に凄いことですよ。
理由③便利なアクセサリが存在する
「いや、色々持ち運ぶものが多いから、ノートにポケットがついてるやつがいいと思って今のノートを使ってるんだよね。。。」
とかここまで読んで考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そういったニーズも、KOKUYOは見抜いており、色々なアクセサリを用意しています。
900円とノート本体に比べると少々お高めですが、ノートカバーとして考えればこれくらいの値段は珍しくありません。
一度本体だけ持ち運んでみて、もしどうしてもポケットなどの機能が必要な場合があれば、これを追加購入するとよいでしょう。
また、もっと機能性を求める場合にはコクヨ ノートカバー システミック がおすすめ。
二冊ノートが挟めるようになりますので、薄いマンスリーの手帳と一緒に持ち運ぶことも可能になります(名刺を入れるポケットもあります)。
コクヨ ノートカバー システミック リングノート対応 黒 A5 B罫 50枚 ノ-685B-D
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2010/10/25
- メディア: オフィス用品
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補足 おすすめの使い方
さて、ここからはちょっと横道にそれますが、仕事用のノートのおすすめの使い方です。ルールはちょっと多いですが、以下の通りです。
わかる方はわかるかと思いますが、バレットジャーナルと100円ノート術からヒントを得ています。
なお、バレットジャーナルはすべてを手帳にまとめる方法ですが、会社の予定等はOutlookやGoogle Calenderに入ることが多い場合には、下記のようにシンプルにしたほうがいいと考えています。
※逆にいうと、もしすべてをノートに収めるほうがいい場合には、ぜひバレットジャーナルを参考にしてみてください。
- 職場についてすぐ、「◯/◯のメモ」等、わかりやすいタイトルを書いてその日のメモページにする(メモはそのページにすべて書く)
・メモを取るときには文頭に”・”を入れて一文でメモする
・ToDoが発生した場合には同様に箇条書きにするが、わかりやすいよう文頭に”□”を入れる
・進捗状況の確認として、ToDoが完了したら□を塗りつぶす、リスケになったら□に横線を引く。キャンセルになったら✕印をつける。手を付けたら斜線を引く。
・当日の打ち合わせや会議、イベントは文頭に"◯"を入れて一文でメモする。
進捗状況の確認はToDoと同様。 - 次の日のメモページは必ず左のページから始める(見返すときにどこからが何日分なのかが見返しやすい)
- 打ち合わせや会議、イベントが発生した場合には、新しいページを使う
- パスワード、電話番号、新しい会社の目標等、長期間変わらないものに関しては後ろのページから箇条書きにして書く。量がそれぞれ多い場合にはカテゴリごとにページを分ける
・・・と、文字で書いてもわかりにくいと思ったので、実際に書いたものをお見せします。
とはいえ、会社のノートは流石にそのまま見せられないので、適当にあまっているノートに「こんな感じだよ」っていう書き方を書いてみました。
このメモページの書き方についてはきっちりと決めておく必要がありますが、それ以外の書き方については実はあまり決めていません。
ただ、仕事のはじめに最初のページであるメモページを作ることで、他の混沌としたページの目次のような役割をにない、ノートの使い勝手は格段に向上します。
あともう一つコツですが、1ヶ月以上に渡って使う、あるいは何度も見返すページがある場合にはパソコンやスマホなどに転記しておくようにしています。
意外とデジタルノートとアナログノートの使い分け、というよりもどこまでアナログに書いたら良くてどこまでPC・スマホ(デジタル)に書いたらよいか?という問題は、中々難しい問題ですが、一応私の中ではハッキリと区分が出来ています。
今時アナログだけで仕事を回している会社は少数派だと思いますから、私のノートの使い方についてはまた改めて記事を書こうと考えています。
補足の部分が長くなってしまいましたが、今日の記事はここまでです。
読んでいただいてありがとうございました。